僕の記念碑的なエフェクターです。
作曲で使うことはもはやあまりないですが、なぜ記念碑的かと言うと、初めて買ったエフェクターだから。
確か近所のリサイクルショップで三千円くらいで購入しました。
DS-1としてもちょっと特殊なやつで、めちゃくちゃ珍しいわけじゃないですが、海外製に変わる前の物であり、おそらく日本製最終期。オペアンプにTA7136というものが使われています。
実は買った当初は知りませんでしたが、カートコバーンもNevermind期には日本製のDS-1を愛用していたらしく、そう言った意味でもルーツ的な縁を感じています。
音はジャリジャリ、トーンを回せばえらい使いにくい音になりますが、写真の設定であれば中々にいい歪みを出してくれるエフェクターです。使わないけど。
ネジを受け止める部分のゴムがもはや無くなってたり、塗装ハゲしてたり、スプレー塗料の汚れがあったりボロボロではありますが、カートって書いたシールを貼ってたり中々に思い出深いエフェクターです。
電源に気を使って電池式で動かさなきゃいけない(古いBOSSコンは電源が違うらしい)し、ボード(畳に直置きですが)に入れるとバッファードバイパスなので全てBOSSの音にされるし、何より音が中々味のある雑な歪みなので敬遠してしまいがちですが、全ては使い方次第。
また曲に使えたらいいなあ。