今月もマイニューギア&レビュー。
今回はワウペダル!
Snarling Dogs Whine-O Wahを購入しました!
ハードオフでペダル部分のポットのガリでジャンクだったので、戦々恐々としながら、ポット交換の準備を進めて購入。
……したは良いのですが、ガリったのは始めだけで、使ってみたら案外大丈夫、と、なんだか拍子抜けで普通に使える状態に戻りました。
(ポットあるある)
このワウは、かの故ジェフ・ベック師匠が愛用していたとされるペダルで、めちゃくちゃJBのファンという訳では無いのですが、ずっと気になっていたペダルでした。
まずはこの見た目ですよ!
凶悪な犬の顔に足型。
もう完全にノックアウト。
僕は見た目のいい機材はいい音がするという謎のポリシーがあり、この唯一無二の見た目にはもう見知った瞬間から虜になっていました。
それが遂に手に入ったのだから感動もひとしお。
ワクワクしてペダルをONにしました。
機能の説明に関してはその筋の専門家の方がいる為にそちらに任せるとして僕個人の印象としては、やはり見た目通り特別な音のするワウ。
ワウ自体の音としては3モード選べるのですが、僕は1番SHAFTモードが好きでした。
ギャブギャブと食いつく凶暴な犬のようなワウ。
そんな感じです。
他のモードもしっかり個性が立っていて色々組み合わせたら面白そうです。
ペダルの踏み味は割と軽めで、可変幅は結構大きめ、かつ、全体にエフェクトがかかる様な感じ。
つま先でちょこちょこ動かすだけでギョワンギョワン鳴ってくれますのでそれを使ったフレーズも思いつきそう。
ちなみにホルモンコントロール機能はワウをより過激にするスイッチのようでよりギャブギャブするようになりますが、音としては他の歪みと組み合わせるのが前提の様なハイをブーストするような音。
僕としてはオフの方が好きなので、オフにしてます。
そしてトゥルーバイパス&ブースターつき!
スタンダードなワウを繋げて困るのは音痩せと音量の差が激しいことですが、このワウに関してはその悩みをしっかり解決してくれています。
なぜ流行らず、今となっては販売停止になったのか……
ちなみにこのWhine-Oは割とスタンダードな機能のモデルで、シリーズにはもっともっと過激な機能の着いた製品もあった模様。
いつかお目にかかりたいものです。
ちなみに中身はと言うと……
ワウらしくパーツ点数はあまり多くないですが、比較的丁寧に作られている印象。
あまり電気系統には詳しくないのですが、これでブースト機能、ホルモンコントロール機能、3種類のワウが詰め込まれているのだから驚きです。
しかし僕が勉強不足で見落としているのか、肝心のインダクターがない。
そして、この大きいのは何?
明らかに配線が繋がっており、なにかのパーツであることは間違いありません。
もしかしたらコレがインダクターでこのワウの心臓部かつ、Snarling Dogs Whine-O Wahを唯一無二にしている根幹なのかも??
一応、マイナスドライバーで開くかもと思い、ドライバーでイジイジするも開かず。
他にも持っていたら一台くらいダメ元で壊してもいいかと思いますが、このワウに関してはそれも出来ず……
中身の詮索は一旦諦めることになりました。
まあ、その道の人が見たら色々わかるのかも知れませんね。
まあ、中古のジャンクで買ったものなので心配していましたが、特別大きな改造とかをされていなかったので安心しました。
欠点としては重い、デカい。
ワウは得てして比較的重いものですがコイツは度を越して重いです。
何キロかは測れていませんが、片手で持っていると震えるくらい重い。
それもそのはず、このペダル、、ペダルの稼働部から本体に至るまでブ厚いスチールで出来てるみたいなのです。
質量感がえぐい。
ずっとは持っていられません。
そしてデカい。
余裕でエフェクター2個分くらいデカいです。
この大雑把にデカい!強いって感じが、とってもアメリカンみを感じますね笑(生産は中国ですが)
案外この重さ&デカさが、これだけ特徴的で機能的なワウなのに、流行らなかった原因かもしれませんね。
そんなところが好き。
ちなみにオンにすると目が光ります。
片方はブースターのインジケーターで、ブーストオンだと両目光ります。
最高。
あと、犬の部分が蓄光素材らしく、暗闇で光ります。
かっこいい。
気に入っているので、今のところ生涯の相棒になりそう。
以上!
Snarling Dogs Whine-O Wahのレビューでした。
ワウはいいぞ〜笑