機材紹介レビュー。
新機材はRAT2です。
やっと帰ってきた僕のメイン歪み。
もはや説明不要の名エフェクターですが、せっかく新しく入手したので説明したいと思います。
エフェクトの種類としてはディストーションになりますね!おすすめのディストーションとしてもよく名前が上がるほど。
ですが、ただディストーションとだけ括ってしまうには惜しい程バリエーションに富んだ音も出せるエフェクターだと思います。
RATの使用用途としてはまず三種類ぐらい思い浮かびまして、1つ目がまず普通に歪ませてディストーション。2つ目にゴリゴリに歪ませて少し籠った音のリードトーン。3つ目は歪みを軽くしてTS系のようにアンプをプッシュするブースター。
パッと考えただけでもこれぐらいのバラエティに富んだ音が出るエフェクターなので、ギタリストなら1個は持っておいて損は無いエフェクターとなっております。僕も人生で5個くらい買いました。
これぐらい沢山の音が出る要因は1つにはラットの回路的にギターだけではなく、ベースのような低い周波数帯域でも歪みがかかるような設計になっているからという部分もあるのではないかと思います。
ディストーションはギターの美味しい部分の帯域以外はカットしてしまうようなエフェクターも多いので、RATの様な設計はむしろファズやオーバードライブ、ひいてはアンプ的なエフェクトのかかり方をしているという事なんですね。
それにより、懐の深い使い方が出来る、と僕は思っています。
ほんとーに、好きなエフェクターです!!
また、RATは逸話も多く持つエフェクターですので、そういった意味でも楽しいですね。
例えば、ジェフベックの愛用で人気が出た、丸の内サディスティックの歌詞に出てくる、Blurのsong2のPVでグレアムコクソンが踏む、BOOWYでの布袋さんの使用、などなどロックの歴史と共に歩んできたエフェクターと言っても過言は無いかもしれません。
世代を超えて愛され続けているんですね。
ちなみにRAT自身にも、vintageからMADE IN USA RAT2時代、その後の現行時代など、様々な歴史的変遷があり、その時代ごとに音も変わっています。
僕が愛用しているのはオペアンプLM308が載ったRATで、90sな音が出るので一番好きです。
もちろん現行が悪いと言っている訳ではありません、現行は現行で現代に則した気持ちのいい歪が出るエフェクターだと思います。むしろ皆使って下さい、これからの新しいRATの歴史を刻んでいくために!
また、turboRATやlilRATなど、RATシリーズにも多彩な顔ぶれがあるのでそちらを使うのも面白いかもしれませんね!
あとは見た目がカッコイイです、以上。
という訳で、僕の多分一番好きなエフェクター、Proco RAT2の紹介でした。
頑張って曲作りするぞー!